(第4日目) 大間崎(青森県) 〜 ニセコ天気: 雨 → 雨(函館) → 土砂降り → 晴れ →曇り |
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日記より。
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3:00過ぎに目覚めてしまった。
どうせ目覚めてしまったのならという事で,破れを見つけていたリアバッグの延長部の補修を試みる。
なんとか縫い合わせることができたようだ。小学校の家庭科で習った縫い方。帰宅後調べたが半返し縫いという縫い方で縫い付けたようだ。しかし何よりも生地のホツレ留めのかがり縫いが難しかった。そして目が疲れた。
出発に若干手間取り,6時過ぎにフェリー乗り場へ。
今日も雨かなぁ。
撮り忘れていた出発時メーターを撮影。
大間のフェリーターミナル。乗船券発売所。6:00に開く。
これから乗る船が入港していた。
三重の若人。250忍者は積載さえ何とかなればツーリングも楽しそうなバイク。
札幌の兄貴。
なんとも具合の良さそうなキャリアやバンパーの装備されたバイク(これ,なんだろ?)だった。
乗船タラップ,滑るんだよねぇ。
1Fデッキから大間方向。
2F展望デッキに場所をとる。とりあえずくつろぐ。
Gパンも靴下も濡れてないから気楽なもの。
今日の朝食はこちらのレストランでおうどんを頂きましたのよ,オホホ。
出港でごんす。
トイレの一画にあるゲロ吐き。
カップ麺の残り汁を捨てただけだけど,何となく写真に撮ってみた。
これのお世話にはなりたくないなぁ。
函館近くでは自衛隊の艦船が。イージス艦っぽかったけどどうなんだろう。
90分ほどの後行の後,無事函館港に接岸しました。
写真の二人(三重の若人と札幌の兄貴)は函館のRHに留まって市内観光に出掛けると言っていた。
上陸。
バイクよ,あれが函館の青看板だ。
>R228
国道を走っていたら看板を見つけた。
トラピスト修道院に立ち寄り。
(見学後に売店でお土産のバターやクッキー,飴等を発送。)
駐車場から正門(なの?)まで,結構な坂を登っていく。
カッパが蒸れて暑い。
院内は女人禁制なのか!!
厳かです。そして,この前庭も凄い傾斜。
カトリックなんだって。
敬虔な宗教家の活動の片鱗に触れた気分。
アーメン。
そういえば,函館でイカソーメン食べたかったな〜。
半隧道とでもいうべき道。
道南の西岸の道路が越える難所は幾多にも渡っているのだろう。
走り抜けちゃうとアッという間なんだけど。その事業の苦節は想像に難くない。
うむ,あの雨雲に突っ込んでいくのか〜。
松前にて給油。
18.6km/L @123
久々の好燃費。オーバークール気味なのが良いのだろうか?
ワンコも国道をスタコラと行きます。
潮の香りの中を進行。
だんだん自然の中を抜ける場所が増えてきた。
トンネルも多い。
こりゃ地震が来たら…と想像して身震い。そして合掌。
道は果てしない感じで延びている。
淡々と行きます。
R228>R229
江差の国道沿いのお蕎麦やさんで昼食。
にしん蕎麦 1050円
ちょっと値は張るけど,ニシンの棒炊きは自家製だし,出汁も蕎麦も良い具合だったしで満足。
そば湯ももらった。
暖かい食べ物は体が暖まるな〜。
屋号は「なごみ」と読ませるようです。
若いご主人が切り盛りしていた。なかなかなの繁盛店。
雨足がだんだん強くなってきて,そのうちに土砂降りになってしまった。
浸水による故障を恐れ,長いトンネルの中にあった非常駐車帯でカメラを防水パックに入れてバッグの中にしまい込む。
まぁ防水パックといっても,ジップロックなんだけど。
しかし既にタンクバックの中にもうっすらと水が溜まり始めていた。
カメラをしまい込む前に一枚撮影。水蒸気で写りがフォギー。
壊す覚悟のあるメインのカメラは少々ぞんざいな取扱をしたけど,携帯電話と財布は常に防水パックで管理(それを防水ウエストポーチに入れてタンクバックにしまうという3重装備)。また予備カメラもメインバッグに防水した上で携行。
交通のない長いトンネル内,エンジンをウォン!と一吹かしして止めると,「オォォ・・・」と長い時間響き渡って,後にスッと静かになり,ヒョーと風の渡る音だけが聞こえた。
寿都(すっつ)町で給油。
17.8km/L @125 うん。燃費良し。いつもこのぐらいだと助かるんだけど。
GSの手前ぐらいから雨が上がり,青空も見えるようになってきた。
セイコーマートで一休み。
カメラをバッグから引っ張り出す。
西の方から天気が回復してきている様子。
山の上の方は,まだしっかり雲の中。
岩内(いわない)で国道を降りてニセコ方面へ。
R229>D66(ニセコパノラマライン)
ニセコ方面へ坂を登ってゆく。
後方には岩内の街並みと日本海が広がる。
なだらかに,しかしどんどんと標高を上げます。
今日まで見事な雨男っぷりだったので,それっぽくセルフポートレート。
ニセコ湯本温泉に到着。
大湯沼。
ここは温泉でできた沼。そして,その沼を源泉とする施設が隣接する。。
この少し上流には小湯沼というところがあって(北緯42度52分32.06秒,東経140度36分2.92秒),そこから大湯沼までの間の沢では石で流れをせき止めて小さな湯船を作っての入浴が可能だったりする。以前,雪秩父で風呂掃除をしていたおじさんに教えてもらって行ったことがある。大湯沼から登るよりも道道から下った方が楽だと思う。
これ,野生湯が好きな向きにはお奨めだけど,湯の花と泥で体中が真っ白になって意外と難儀するのが可笑しい。(一応熊注意)
湯本温泉野営場前。
『千葉大生Uターン道路』(勝手に命名)。
湯本温泉野営場。
国設の施設だったはずだけど,管理の都合上か残念ながら水道が止められていて,おまけにトイレも使用ができなかった。(近隣の施設のを借りることになっていた。なんだかね。)
無料で使わせてもらってる身だから少々の不便は甘受するけど,こういった公共の無料施設が利用し難くなっていくことはとても残念。
なお,トイレと水道以外の管理状況は上々。
我がサイト。
お隣さん達は日暮れ過ぎても留守だったけど,深夜10時頃に戻ってきてから盛り上がっちゃってて五月蝿くて参った。
(アメリカ人と思しき男女混合グループだったんだけど,Don't
wake me!って抑えた調子で叫んだら静かになった。それが11:30頃。我ながらよく我慢したと思う。)
幕営後,さっそく夕食に。
少々虫が五月蝿かったので虫除けスプレーを使用する必要があり,それを洗い流してから就寝したいと思ったため入浴前に夕食としたもの。
(ディートは体に相当な疲労感を及ぼすように感じる。)
今日も水道無し生活なので水が貴重品となった。
向かいの林間にある青いフライのテントは札幌の家族連れクライマーのもの。ここの旦那さんは温泉にとても詳しかった。(年50以上入湯の実績ありとのこと。)
夕食はお手軽にレトルトの辛口カレーとインスタントみそ汁。
この日は意外と腹が減っていなかった。にしん蕎麦は腹持ちがよい?
近隣にある国民宿舎"雪秩父"で入湯。500円。
ここの湯は何度入っても本当に素晴らしいもの。
露天風呂は改装されて男女別となっていた。若い女性が入りやすくなったから良いのかも知れない。
もっとも混浴でも,ついたての向こうから水中を進めば,濁り湯だからどうということもなかったんだけど。
コアップ・ガラナがなかったのでキリンガラナだけど,風呂上がりにはガラナ・ドリンクをグビグビと。
テントに戻って,ウイスキー(ジョニ赤)のガラナ割りを飲んで就寝。
夜半にご近所さんに起こされてしまったのは前記の通り。
土曜日だったし,ある程度の五月蠅さは覚悟してたんだけれども。
腹立たしいが,ま,そういうこともあると思わなきゃやってられない。。
ある程度静かになってからは,涼しくてよく眠れた。
雨も小降りになってきたようだ。
走行:391km
平均速度:38km/h