20080813


交換品

Note

オイル交換を早めにせよ。

2番の油面が,相変わらず少々高い。機会を見て,要調整。


メモ

2008年8月12日

キャブレター,到着

一昨日の夜に落札で本日の午後便で到着とは。
なんとも素早い。助かるわぁ。

届いたのは自車のキャブと同等の品。CVK34。
一応,実動車から取り外しとの説明を受けていたけれど,しかし,そこはやっぱり中古品。梱包を解くと,古いガソリンが付いてる場合に発せられる一種独特の臭いがした。

こりゃ,念入りに洗浄せにゃダメだな。

ということで,真っ先にフロート・チャンバーを開けようとして,最初の関門に阻まれる。

ここのプラス・ネジは固着しやすいねぇ…。

炙ったり(手加減しながら)叩いたり,あれこれやっても緩まないので,タガネ攻撃!
って言っても,実際はセンターポンチでコツン,カンカン!と叩く感じで。

CA390020
固着していたのは5/16本。ちょっと難儀したけど,まずは壊さずに全部の蓋を開けることが出来た。

残念ながら,メインジェットに緑青色の付着物があるのが見える。各部の貫通は,それなりに難儀しそう。

んじゃ,怪しいところは全部やる,って方針で。
パイロット・スクリューも,フロートも,外せる物は全部外す。
(スロージェットの取り外しは断念)

 CA390021
目視で確認したところ,バルブの状態も悪くなさそうだし,フロート高さもサービスデータ(17mm)と違わないので,すっかり安心してたんだけど…。

 

さて,各メインジェットは何故か5番手大きい物(105,110)が付いていたので,従前のキャブからニードル・ジェット・ホルダごとスワップ。(No.1/4:100,No.2/3:105を使用)

ジェット・ニードルは標準のものが付いており,状態も良かったのでそのまま使う。スプリング等も同じく。

また,フロートチャンバーの蓋も,ガスケットを含めた状態が芳しくなかったため,従前のキャブからスワップ。

ピストン・バルブの状態は,若干ガムの付着が多いものの,摩耗も程々でまずまずの状態。。ダイアフラムもヤレが少なく,目視ではホールも確認できなかったため,上々の状態と言える。

自分の為にまとめておくと,本日の清掃に伴い,従前のキャブから移植した部品は,以下の通り。

 

スロットルワイヤーのアウター・ホルダは少々曲がっていたので,無理の及ばない程度に曲げて修正。

連結はバラさなかったので同調は目視で大きなズレのないことを確認したのみ。
(そのうちバイク屋さんにやってもらおうか)

 

取り外し品をキャブ・クリに漬け込み,本体の穴という穴をキャブ・クリで洗浄。

使いかけのキャブ・クリが足りなくなり,近くのオートバックスで追加調達。

スロー系にちょっと手間取ったけど,各部の貫通も確認できたので,組み付け。パイロット・スクリューはSM値の2+1/4戻しで統一。(無事に始動が成功した後に微調整すればよいだろう)

 

どうにか車載するところまで漕ぎ付くことが出来たので,既に日暮れて手元の見にくい中,LEDライトを頼りに取り付け。

タンク載せて,PRIモードにて給油。

アイドル・アジャスト・スクリューを戻し気味にし,チョークを引いて…,いざ始動。

 

1クランクでカン!!と鳴って即停止した。

…え…?

セルは「ジッ」と言ったまま反応しない。

やっちまったか…?

 

にわかには診断できないけど,ガス・ロックの可能性がある。ちょっと考えたくないけど…。

嫌な気分のまま各気筒の油面を測定。
2番だけ,異様に高い。こりゃ,オーバーフローは必至…。

急いでタンクのコックをONに戻して,キャブ・ドレンからガスを排出。
(不圧コックなのでOFFは不存在)
2番から排出されるガスの量がとんでもなく多い。

ブルーだ…。

 

これ以上ガスが供給されることは無い状態にはなったので,気を取り直して,フロート・チャンバーが空のまま,再びクランキングしてみることにする。

果たして無事に,5秒ほどきれいにアイドリングした。(ホッ)

後で思えば,プラグを抜いて,圧縮の無い状態でしばらくクランキングさせるべきだったかもしれないけど,作業時は思い至らず
とにかく,大事には至らなかったようなので一安心。

 

そうこうしているうちに完全に日が暮れて真っ暗。精も根も尽きて作業終了としましたとさ。

次回は真っ先に油面調整をする必要がある。2番だけじゃなく,全気筒について確認・調整した方が良さそう。フロートバルブは従前のキャブから移植しないとダメだろうなぁ。

あー,疲れた。

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2008年8月11日

キャブレター

無事落札!

業者出品。盆休み前に発送してくれると良いんだけど。

あとは現品の状態が問題なんだけど,こればっかりは実際に手に取って見るまで何とも分からない。そのまま使用できる良品だと良いなぁ。(同調取らなきゃいけなくなるから,連キャブをバラすのがちょっと嫌なのだ。)

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2008年8月10日

リタイア

洗浄後,キャブレターを車体に取り付け。

スロットルワイヤーをキャブに取り付け,動作を確認したところ,どうもスムースにスロットルが戻らない。(GPZ900Rは2本引き)

ん〜,ワイヤーがヨレちゃったのかなーと思い,スロットル・ワイヤーのアウター・ホルダ付近をよく観察すると,どうもアウター・ホルダがグラグラとゆれている。

ん?緩んだ?どういうこと?

そう思った刹那,スロットルをひねる右手に妙な感触。
そして,スロットル・リンケージの辺りに何かが落ちた。

落ちたのは,なにやらダイキャストの一部。

CA390018

え…?

キャブを観察すると,3番のチョーク・プランジャの反対側にある突出部がポッキリ逝っている。

CA390019

アウター・ホルダは3番キャブ側面に一点がビス留めされ,さらにもう一点を今回折れてしまった突出部で保持している構造なので,ここが折れると,どうにもスロットルワイヤーのアウターがきちんと保持できない。

何故ここが折れてしまったのか,直接の原因ははっきりとしないけど,推測するに,どうやらキャブの取り付け・取り外しやキャブ洗浄時の取り回し時などに,アウター・ホルダを介してこの部分に想定外のストレスが掛かってしまっていたのだろうか。

ん〜。

 

「あー,いじり壊してしまった…」と,一瞬唖然としたけど,放っておいても一向に直らない。困ったときの某ガレージ頼みということで迷わず某ガレージに泣きつき。

とりあえず見せてくれ,ということで店までキャブを持参するも,その見立ては「ご愁傷様。」とのこと。

確かに,仮に溶接などでそれなりの強度でこの破断を補修できたとしても,もし出先で再び破断したとすると…。スロットル・リンケージ周りがトラブルれば,即走行不能を意味するから,ここは大事を取るべきと,一応,頭では納得。この時点で,アキラメ度70%。
(コンちゃん,おにぎりありがとう。)

ならば,ダメになった3番本体をスワップ!と,ジャンクヤード(市内にある中古2輪量販店系列の解体屋。でかい。)へ行って適当なCVKキャブを2,3あたってみたけど,どれも極端に程度が悪いものしかない。しかもその割に,価格がとても高い。

この時点で,アキラメは90%に。

その後,セカンド・オピニオンとして自宅最寄りのバイク店(レストア系)にも相談したが,こちらの見立ても溶接は不可能と思われるとのこと。(仮に施工したとしても,周辺部のの熔解により,チョーク・プランジャが破損してしまう。)

アキラメ100%。
ということで,自車は当分の間,走行不能に陥りました。
(早速,オークションで中古キャブに対する入札を開始)

*****

某ガレージの社長に,「別の言い方で慰めてあげていい?」と言われたので,何を言われるか大体想像はついたけど,「ええ。」と答えたら,こう慰めてくれました。

「ざまーみろ〜♪」

あ〜,ひでぇ(涙)。

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>ニトロちゃん
明日の企画,悔しいけど,自分,不参加ですわ。
ごめんよ〜。m(_ _)m