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2005.12.10 フロントフォークのオーバーホールっぽいこと

かなりいい加減なんで、その気になって真似してナニがあっても知りません。

28052Km


わかるかな?
右側のフォークに油が滲んできています。

寄るとよく見える…。
こないだ見たときより明らかに進行しています…。
残念ながら、こりゃやるしかないです。めんどくさ…。

まずアンダーカウルを外して、オイルパンの適当に良さそうなところへジャッキをあてます。
ジャッキは某ともさんよりお借りしました。感謝。

ここでは軽くあてがうだけで、まだ前輪はまだリフトさせていません。
軽率な作業者のためのバックアップに徹してもらいます。
(フロント落としたらしゃれにならん…)

ハンドルをマウントごと外します。
フォークトップがお出まし。

GPZ900Rのフォークキャップのあて穴は四角形。
S/Mに拠るとSST使用指示がありますが、1/2"のソケット頭が丁度はまるので問題なし。
(六角じゃ無くて良かった。何故かレンチ持ってるけど…)

ちなみに自分は3/8"で工具を揃えちゃってるので3/8"→1/2"の変換ソケットを使用して弛めました。ここではフォークキャップは外さずに、弛めるだけに留めておきます。

フォークに付いてる一切合切を外してゆきます。
ブレーキキャリパーはぶら下げておくのも良くないので(バンジョーに良くないんだってね)、荷台用のネットで吊りました。この方法、お薦めです。楽です。ビヨヨーン。

ここからはジャッキを上げ、前輪をリフト。

スピードメーターケーブルを外し、アクスル(案外ゆるく締まってた…。規定値9Kg-mなのに)を抜き、カラーを無くさないようにしつつ、Fホイールを降ろします。

フェンダーも外して(ホイール付いてると脱着不可)フォークを抜き去ります。

間抜けな顔だねぇ、我が愛車よ。

バラシ前のフォーク君達。

シールが逝ってた右フォークのもの。
写真上からカラー、スプリングシート、トップキャップです。
オイルの着色は消え失せてました…。
シールが逝くと水分等の進入でオイルの変質も早いようです。匂いはまだそれほど強くなかったので良かった。

いよいよメインイベント、というか、最大の難関であるドレンボルトの弛め作業です。
ビンボー・メンテなので、当然、インパクトレンチなど持っていません…。

途中、半ば諦めかけて近所のバイク屋さんに泣きつこうかとも思いました。

トライ&エラーで格闘すること30分程。
両手両足を駆使してフォークと格闘。
こんな感じで知恵の輪状態で弛めることが出来ましたのでご紹介。

(下に敷いた新聞紙面の顔が有名占い師ですね)

ピストンシリンダーの供回り止めは欠かせません。っていうかこれをしないと絶対外れません。

Tハンドル>エクステンション>17mmソケット>SSTという感じで供回りを止めています。

供回り止めのSSTは下の写真のような感じ。

http://www.ninja.cc/ の
http://www.ninja.cc/seibi/gallery.cgi?mode=mini&all=7を参考に作成したものです。

上記サイトは今回の作業にあたり、大変参考になりました。この場を借りてお礼申し上げます。

(右端の長尺ナットは実際には使用せず)

目出度くドレンボルトが外せたので、インナーチューブとアウターケースを分離します。
ダストシール、ストッパリングを外し、インナーチューブをガンガン!と引っ張ると装着部品もろとも引っこ抜けます。オイルでぬめった手でやりにくかった。

写真は引っこ抜いた直後のインナーチューブです。付いているのは、左より
オイルシール、インナーワッシャ、スライドメタル(アウター)です。
インナーチューブの先端(写真右端)にはスライドメタル(インナー)が付いています。
インナーワッシャ以外の部品を新品に交換します。

洗浄し組み付け。
再びドレンボルト殿と格闘。グイグイと締めておく(規定値6.2Kg-m)
ネジロック剤を忘れずに。
(自分は忘れて、一度組み直した)

スライドメタル(アウター)とオイルシールの打ち込みにはシール・プッシャー(SST)を使用しました。今回、一番金の掛かっている工具様です。一生に何度も使うものではないですが、一生ものです、たぶん。

シールにはWAKO'Sのメタルラバーが良いらしい…ですが、持ってないのでシリコングリスで初期養生。ビニールをフォークトップに被せフォークオイルを塗り、シールを挿入。(フォークトップ断面に因るシール破損を防止)

何カ所かインナーに錆が浮いてるけど、ペーパーかけるほどではない、と素人判断。
これ、シールに良くないんだそうです。以前、オートバイ屋の親父さんに言われたことがあります。
引っかかりも無く、すんなり底まで入ったのでオッケイとします。シールがキツイ、という印象は無し。

スライドメタルとシールを各々ガンガンと打ち込んでストッパリングの取り付け溝が確実に出現したらストッパリングを取り付け、ダストシールをはめ込みます。
やっと絵ヅラがフォークらしくなってきました。

片側の組み付け終了。左フォークも同様の手順・方法で作業。

さて、あとはオイル入れればフォークそのものの整備はおしまい。
生意気にもメスシリンダーでオイルを計量。

オイルはkawasakiの10番(単位単価が一番安かった)を使用。

規定量(496cc)のオイルをソロソロと注いだらインナーチューブをピストンさせてエア抜きをします。
結構疲れます。翌日は筋肉痛です。
一通りエアが抜けたら、ともさんの作業記録を真似てコーヒーで一服。

 

さて、一服ついた後、油面調整。
今回は規定値(110mm)より5mmUPの105mmにてセッティング。
まぁ、気分ですな。

サービスデータの規定値(スプリング無しのフルボトムで110mm±2mm)を3mm逸脱してますので、真似しない方が良いと思います^^。構造上、このぐらいの油面上昇はさして問題にならないと思いますが…。大丈夫、だよね…?

1Lのオイルが数CC残るだけという感じで両フォークに投入されました。
奥でちょっと突っ張って欲しかったんだよね。なんちゃって。
上げ過ぎだったら3mm分のオイルを抜こう…。

(試乗後の後記:全体的にちょっと突っ張るかも…。欲張り過ぎな感じ。規定値がイイかも。)

油面調整は深さ目印を付けた注射器を直接フォークに突っ込んでやりました。
誤差出るけど、こんなもんでしょ。
吸い口が細い方が精度上がると思います。

スプリングとスプリングシート、カラーを押さえながらトップキャップを取り付けたら後は車体に組み付けるだけ。各部の締め忘れの無いよう、重要ボルトはマーキングを施す。

ホントはトルク管理をちゃんとやって組み付けたいんだけど、トルクレンチを持ってないのでテルクレンチで対応します(涙)。フォークの上下ブラケットの締め付けとアクスルの締め付けが肝だと思うんだけど、無い袖は振れないので仕方ありません。

最後に使用後のスライドメタル。
思ったより消耗していなかったようです。
まぁ、これも気分か…。
結構高い部品ですが(1ヶ1000円強)消耗品なので廃棄します。勿体ないです。

で、お約束ですが、これを書いている段階で試運転はまだです、ハイ。


参考:費用概要

購入店 価格(うろ覚え)
東急ハンズ SST資材等 \700
アストロ・プロダクツ その他工具等
10mmヘックスソケット駒
ネジロック(中硬度)
\1,500
アストロ・プロダクツ SST(シールプッシャー) \5,000
近所のバイク屋さん 純正部品
スライドメタル(インナー) ×2
スライドメタル(アウター) ×2
オイルシール ×2
ダストシール ×2
\7,000
Nap's オイル、用品等
フォークオイル1L
注射器
メスシリンダー250cc
差込変換ソケット駒
\3,500(ポイント使って▲1000円)
     
  \17,700

#バイク屋さんに頼むのと費用的には大して変わらないですね…。
#もっとも、次回は部品代だけでOKになるので、実質は安いのかな。


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